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一般社団法人IONという船

35歳で誕生したと仮定して、その子が30歳の時に親御さんは65歳。
お子さんが30歳前後になれば、結婚して独立するという一般論からしたら、
その段階で親御さんは子育て卒業。
会社も定年退職して、退職金をもらい年金(不確定要素はあるものの)をもらい、
夫婦でセカンドライフを過ごしていく。

という理想的(?個人差あり?)な老後を想像する方もいるでしょう。
もちろん、一般論ですよ。退職金や年金が生活に見合うとは思っていませんから。
論点はそこではなく、、

では、誕生したお子さんが、なんらかの障害がある場合はどうでしょうか。
健常者のお子さんだけのご家庭には想像がつかないと思いますし、それは仕方のないことだと思います。
ただ、少しだけ。少しだけ想像してもらいたいのです。

生まれる前、生まれた直後に、それぞれの状態が判明することもあれば、
誕生後の健診で他のお子さんとのちょっとした違いが発見される場合もあります。
そこから、傷害のあるお子さんの子育て、療育がスタートするのです。

私が教員になった25年前、多くの先輩お母さんからその当時のお話を聞きました。
辛かったこと、苦しかったこと。当時は医学などでは解明されていなかったことが多く、
母親の愛情不足と真剣に言われた時代もあったそうです。

姑や親戚から責められることもあったそうです。
辛くて、辛くて、我が子と一緒に入水自殺未遂をされた方の話も聞きました。
冠婚葬祭となれば、我が子だけを自宅に残して人目を避けた例も聞きました。

あれから25年。

世の中は少しだけ、ほんの少しだけ障害理解をしてくれるようになったとは思います。
テレビドラマや本、教育の改善、微速前進ではありますが、少々内容に疑問が残るものもありますが、
それでも牛歩の如くのスピードで前進はしていると思います。

ただし、、幼稚園年齢となり、小学生となり、中学生。義務教育の中でどれだけ障害特性を理解して
プラス個性を伸ばし、マイナス個性を抑制し、将来を考えた教育をしてくれる場所があるでしょうか。
知人からの話で恐縮ですが、仕方なく特殊教育を担当している教員仲間も少なくないと聞きます。

様々な療育を保護者が探し、模索し、相談する。
といっても医学的な見地からのアプローチもあれば、教育的見地からのアドバイスもあり、
その狭間で保護者が悩み選択していく。これが本当に大変なのです。
時には真向対立するような意見の相違もありますから。本当です!!

中学生になってくれば、性差も出てきてその対応も必要になってきます。
もちろん、そろそろ将来も考えなければいけません。
世の中の風潮や障害者に対する法律の変化にも敏感にならないといけません。

学ぶ力や情緒の安定、集中力や手先の器用さ、それぞれの違いが顕著になってきます。
更に詳しくなれば、空間的な認知能力の差や記憶でも短距離記憶や長距離記憶、
こだわりが強くなってきたり、常動行動が激しくなるケースもあります。

それぞれのケースから、世の中にある最良の機関や福祉事業所を選択したり、
もしくは、その後の就労を考えて高等部のある教育機関を模索することも必要になります。
その先は、自立に向けた就労を考えるのです。親御さんの年齢も年齢。いつまでも養ってあげられない意識も出てきます。

昨今、障害者雇用の法定雇用割合が増加している昨今、門戸が広がってきたとは言えますが、
私も仕事柄思うのですが、障害認定の幅が広がっていて、様々な方が障害者雇用の門を叩くようになりました。
そうなると、法定雇用率が増加しても応募者の増加によって、その状況改善に直結しているとは思っていません。

障害者雇用の一般企業への就労は、やはり職業観やスキルを求められるものなのです。
そして、周囲との調和や人間関係も必要となるのです。ある意味、企業側の求める人材を聞いていると、
健常者でも難しいのでは、、と思うこともあり、更には、私でも難しいぞぉ、、と思うこともあります。

さて、これまでで見事に就職先を見つけて、就労したとしても子育てが終わるわけではありません。
何故なら、最近感じるのは就労したとしても、障害者雇用を満たす要件ギリギリの短時間勤務や最低賃金によって
月々10万円足らずの企業就労者も珍しくありません。

また、障害によっては福祉作業所で、多くはない工賃を手にする人もいます。
(障害の区分や手帳の度数、その他の条件から障害者基礎年金も入りますが、それは後日解説します)

そうなると、その収入から我が子が生活していけるのか、金銭的にも親御さんとしてはその先を考えるのです。

さて、最初に書いた、、

親御さん65歳。お子さん30歳。
障害のあるお子さんを持つ親御さんに、子育ては終わりはないのでしょうか。
その子の将来をどのように考えるのか、、本当に難しいことなのです。

一般社団法人IONは、その先を一緒に考える法人です。
産声をあげたばかりですから、何ができるか模索中ではありますが、
そんな親御さんや企業、社会を巻き込んで何ができるか創造していく場所となるでしょう。

来年4月には、グループホーム作業所(就労移行・B型)がスタートします。
勤務する職員は、インクルーシブ教育を受けた経験者と障害のある子供の親御さん。
また、保育士免許保有者や特別支援教育経験者もいます。

その後は、作業所の増設、グループホームの増設。
更には、親亡き後の子供たちを見守る後見人事業も計画中です。
どこまでやるれるか、、いや、やるか。この船は前進準備中です。

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テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル : 育児

Tag : 知的障害 自閉症 発達障害 グループホーム 軽度発達障害 作業所 一般社団法人 ION

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