障がい者の成人後

私の勤める学校は幼稚園から小学校、中学校、高等専修学校の学園。
ボストンにも学校がありますが、これはマサチューセッツ州からの要請でできた本校の分校。
主に自閉症児教育を主体とした教育特色があります。

歴史を紐解くと、小学校開校時には国有地を使用する条件として、隣接して、、
特種教育研究所久里浜分室を建築して、研究員の方々が本学園の教育を参考にしていました。
私は高等専修学校に勤務していますが、見学者は週に10名以上で教育関係者や文科省も来ます。

さて、、そこで24年勤務してきましたが、、
発達障がいのある生徒の能力開発や情緒教育という話ではありません。
昨今は多種多様の方法があり、私が勤務する間にも多くの指導法が発生し消えて行きました。

今回はその議論ではなく、その先の事です。

私達が指導をしている生徒たちは卒業後に就労していきます。
学園の進路指導スタッフが外回りもして、企業さんとのパイプラインを繋いできました。
一部上場の大手の企業さんもあれば、町工場さんも。

誰が聞いても分かる有名企業さんで働く卒業生もいます。
法定雇用といって、全従業員数の○%が障がい者雇用を、、という規則もあり、
その○%は20年間で徐々に向上もしてきました。

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その枠に本校で就労訓練や職業マナー教育を受けた生徒を売り込み、実習を経て就労をしています。
私も、その進路指導部の仕事もしています。知っている企業に障がい特性や彼らの個性を説明して、
その仕事内容を聞き取り、学校で練習。時にはジョブコーチとして一緒に働いたこともありました。

いまだに、マクドナルドさんでは多くのメニューを作れると思います^^;お世話になりました。
その当時は、先ずは私が仕事を一通りできるようにして、それから学校に戻って指導をしたものです。
非常に懐かしい思い出です。

昨今はその率は非常に向上してきましたが、実は、率が上がり求められる背景には、
雇用する側のリクエストの多様化も出てきていると現場では思っています。

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しかし、就労させるだけで終わりではないのです。
親亡き後を考えて自立可能な生活力をつけることも大事だと、、、
そこで学園としてはグループホームを建築しました。

まずは、20名収容可能な第一寮と第二寮。ところが毎年卒業生が出るのであっという間に満員。
そこで、私は勤務する一教員ですが、我が家を売却し学校そばに家とグループホーム併設の建物を建築しました。

その時のブログがこちら↓
http://onebig10.blog36.fc2.com/blog-entry-4844.html

壁を隔ててGHにしているそこには、本校卒業生で個性のある方々が10名暮らしています。
月に2回の映画の会では、毎回ほぼ全員が我が家に移動して映画鑑賞をします。
玄関では退勤してきた彼らが大きな声で挨拶をしてくれます。

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ふと考えるのです。
小さい年齢の時には、成長や発達、発育、療育、能力開発、、様々なチャレンジ。
そこから中学生になり、高校生年齢になると、その方がどうやって生計を立てて行くか考えます。
私も20年以上その時期に携わってきました。

地域の作業にある作業所に入所するケースもありますし、一般企業に就労するケースもあります。
そうなると、受け入れる企業がどのような人材を求めているか。
そのニーズや企業が人間性として、どんな雇用をしたいのかも大きな鍵になってくるのです。

多くの事例に置いて、この段階で親御さんも振り返り、考え、悩むのです。
確かに能力開発はしてきたけれど、、さて、人間性としてどんな子に育ててきたか。
人間性と能力は別々ではありませんが、能力も育てるものならば、人間性も同時に育てるものなのです。

ともすると、偏りがちになるのが障がい者指導。能力偏重で挨拶や返事、謝罪や感謝の言葉、、
ついつい見落としがちになるケースも少なくありません。
でも、それを求める企業さんもあるのですし、それができた方が職域は広がるのも確かです。

だからこそ、私達は企業が求める人材を時代の流れに沿ってリサーチして、それに合致した教育も必要になります。
ところが、、、
やはり、、、
その先々を、、、

親御さんと話していると、やはりその後が心配だそうです。


学校を出た→就労できた→グループホームで自立訓練→ その後は?

そこなんですよね。
そこなんです。


国の施策も気になりますが、どんな人たちが子どもの周囲にいて、どんな人たちがサポートをして、
どんなところに住んで、兄弟たちの世話になるのか、それとも親戚が何とかしてくれるのか。

悩みは尽きないそうです。
そこに手が届くことはできないだろうか。

そればかりを考えています。


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2017.01.27 | | Comments(1) | Trackback(0) | 教師の独り言

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2017-01-30 月 07:34:39 | | # [ 編集]

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