奇跡か必然か、、でもその範囲の中にいられる!

たまには、真剣にラグビーのことを書きましょう。

南アフリカに勝利したジャパンラグビーに賞賛が寄せられ、ラグビーが一躍話題のスポーツになりました。
といいつつも、もうかなり昔の出来事のように思えてしまうのは、3日後のスコットランド戦の大敗が、
それに水を差す形になったからでしょうか。

ともあれ、ワールドカップにおいて南アフリカに勝利したことは素晴らしく嬉しいことです。
”奇跡”とする人も多くいますし、”奇跡ではない”という人がいますが、これは見方によってでしょう。
確かに地力をアップする努力をジャパンは繰り返してきたのです。地道な繰り返しのトレーニング。

それは本当に厳しいものだったようです。
代表に選ばれた後に、年齢差もある中でのフィットネスの強化や体格の向上は本当に大変だったと思います。
その練習量の凄まじさから、体格とフィットネスが向上して、抜本的な改革がなされてきた、、と考えると、
”偶然ではなく必然”なのでしょう。

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ただ、私の私論では、いかにトレーニングを積んだとは言っても、その力を本番の大きな大会で、
それも強大な敵相手に全てを発揮することは至難の業だともうのです。
「え?だって日本代表選手でしょう?」と思う方もいるかもしれませんが、彼らも人間であり、チャレンジャーです。

自信の裏付けとなる過酷なトレーニングが後ろ盾にあったとしても、グリーンのジャージを着るスプリングボックスを相手に、
緊張しない訳はありません。現にスタート直後の選手の顔はやや紅潮し硬直していました。
プレーも堅かったと思います。それがほぐれたのが五郎丸選手のラインブレイクだったかもしれません。

ともあれ、この試合で痺れたのは、終了間際のゴール前ペナルティー。
狙えば99%入る場所。それも、3点追加すれば同点になって終了できる場所でスクラムを選択した場面でしょう。
”同点ならば、勝利を狙う!!”と言えば美しいのですが、ここは冷静に取りきれる勝算もあったから選択したのだと思います。
(後のスコットランド戦でも同じような状況がありましたが、ここでのペナルティー選択とは時間帯も場所も違うのですが、、)

それまでの攻防の中で、ディフェンスがややズレ気味になっていたと感じているのは私だけでしょうか。
連続攻撃でフェイズを重ねるうちに、ディフェンスのミスマッチが多くなり、ディフェンスシステムに誤差が生じていたように見えます。
特に、左右のサイドを振りながら攻撃をして、更にFWへのフラットパスでの縦突進を多用すると、BKが密集に巻き込まれ、
必然的に継続してボールを保持して攻撃する側に有利な状況が作り出されるという勝算だったのでしょう。

結果的に、BKがアングルを少し縦に修正しながらのライン攻撃から外側に余りが生じてフィニッシャー投入も的中して
見事な逆転劇を生んだと思います。
この縦に修正は、その前のプレーにも出ていたように思います。

そのプレーとは、最終的に五郎丸選手がトライをした右オープンのBK攻撃です。
一度、松島選手をライン参加させて、展開方向の逆側にボールを動かしました。
いわゆる、内側に反すパスです。これによってディフェンスのアングルが内側、縦方向に引き寄せられ、
外側に大きなゆとりが出来たと思っています。

見当違いの論述と感じたらすみません。
でも、これ、、以前から私も気にしていた事なんです。
プッシュアウトされる現代ラグビーのディフェンスからすれば、内側に、もしくは、縦方向に攻撃側のアングルを変えれば、
プッシュアウトの外に向けての矢印を一瞬でも内側に寄せられれば、
そこにディフェンスの穴が空くと思っています。

と、攻撃の感激もありましたが、やはりこの試合はディフェンスでしょう。
出足早くラインディフェンスを整えて出るのもさることながら、攻撃側が誰にパスをするのか瞬時に判断してタックル。
場面によってはアタックが4人いて、そこにディフェンスは3人。4人が一斉に走り込んで来て、パスが誰にされるか、
すれ違いざまになろう場面での状態でも、パスも視野に入れて鋭くボールキャッチャにタックルに入れていました。

これは圧巻です。
そして、更にはそのタックラーがタックルをした瞬間に立ちあがりラックサイドのディフェンスに復帰する。
ようするに、タックル後の接点で折り重なって倒れている選手がほとんどいない。
(現行ルールとこの日のレフリーからすれば、そんな選手がいたら瞬時にノットロールアウェーの反則になっていましたね)
この超スピード起き上がりこぼし!は本当に疲れるのですが。

徐々に南アフリカの選手も責め疲れていましたね。
その地道な努力をミスなく重ねて、重ねて、、、辛抱の末に得点をあげていったジャパン。
そして、その確実さと下馬評差、更には気迫によって、南アの選手の中に不安がこみ上げたのでしょう。

初級者も上級者も同じことだと思います。
「やれるだろう」 「行けるだろう」と思っていたことが、予想外・想定外になっていくと、、
あり得ないミスにもつながってくるのです。南アはスッポリとはまってしまったように見えました。

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<スコットランド戦>
まずはミスが多かったですね。キックボールのイージーミスはチーム全体のモチベーションを下げますし、
そのミスがキャプテンであったことも影響大でしょう。
インターセプトのパスミスは仕方なかったと思います。これはすれ違ざまにパスを通すコンセプトの諸刃の剣だと思うのです。

ディフェンスは前半素晴らしかったのですが、後半は受けてしまいコンタクトはするもののラインブレイクはされてしまいました。
ラックでは人数が少なく有効ではない場面で、ボールキャリアが寝てしまう状況も多々ありました。
ラックを多用しようと練習を積んでくるも、フィットネスが追い付かずに接点に人数が不足してしまうとターンオーバーになってしまいます。

ただ、それよりも、、
これはラグビーにおいてはタブーなことなのですが、、
レフリーがどうしてアイルランド協会の方だったのでしょうか。

基本的には中立国のレフリーが抜擢されるものだと記憶していたのですが、
イギリスで行われている大会で、スコットランドと日本が戦うのに、、アイルランド協会の方が笛を吹くのは???
アメリカとかアルゼンチンとか、百歩譲ってイタリア、フランスのレフリーなら許せます。

実際に、オブストラクションを日本が取られていましたが、その直後にスコットランドも同様なプレーを数回見せています。
ゴール前のスローフォワードも日本は笛。しかし、スコットランドのトライシーンでも確認ができます。
スクラムワークも芝が掘れてしまっているほど滑っている痕跡があるのに、コラプシング。
見ていて疑問だらけでした。

もちろん、いつもはレフリーは絶対である!と心に誓って見ているのですが、この日はなにやらムカムカして、、、
Jスポーツでは解説の村上さんが、微妙なジャッジングの後に「あ、これはレフリーは正しい判断ですね。」と、、
私には、”これは・・”の”は”が強調されて聞こえたような気がします。

この勝負の分かれ目は前半のペナルティー選択だったように思います。
やや簡単な場所での左側。迷った後にタッチキックを蹴りだしてラインアウトを選択しました。
結果的にはそのラインアウトがしっかりと止められて、ターンオーバー。

私はこのペナルティーキックはショット(ゴールを狙う)が妥当だと思っています。
数点差であること。僅差であること。ワントライワンゴールの7点で追いつく範囲でいること。
これはチャレンジャーとしては追いつくため、戦いのモチベーションとなります。
逆に追われるチャンピオンとしては、不気味な不穏な雰囲気になると思うのです。

そのショットが外れても、いつでも狙って来る脅威にもなるでしょう。
で、、、
これはあり得ないでしょうけど、、
テレビの前で私は、、
「狙えー!それで、、右おおそとにマレサウとマフィを置いて、外したふりしてオープンへキックパスだぁ―!」
と戯言を叫んでいました!(笑)

でも、ある意味マジックかも!

ともあれ、、
ジャパンは頑張っています。
奇跡が起こる範囲の中にいるのです。

次は順当に2つ勝とうぜ!
ジャパン!!


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2015.09.28 | | Comments(3) | Trackback(0) | ラグビー

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2015-09-29 火 01:51:35 | | # [ 編集]

Re: タイトルなし

> 自分は前半を終えた時点で負けるかもな…と思って観るのをやめてしまいましたが、前半はトライもPGも取れる所でことごとく取れなかったのは大きかったと思います。特にFWは南アフリカと対等にやれた、悪く言えばやれてしまったが故に、スコットランド戦で最初のトライがラインアウトからのモールドライブからあっさりと取れてしまったが故に油断?しすぎたのかなと…前半でポスト真下の密集で上から強引にトライを取りにいってモールパイル。南アフリカ戦では見せなかったプレーに疑問も。BKもオフェンスではラインブレイク出来ていたし、もっと慎重に粘り強く取りにいっても良かったし、あそこで取り切れていたらなと思います。後はミスがことごとくピンチや失点になったのはFWからしたら精神的にもツラいとこでしたね…フィットネス的にも回復が間に合わなかった部分もあったのかもしれませんし。それでも同い年の大野選出が頑張ってるだけに自分もウズウズしますね!残り2戦はちゃんと応援しようと思います。

コメントありがとうがとう。
久しぶりだね。
土曜日の試合に期待かなぁ。
頑張れジャパン!!
ちなみに、秩父宮のパブリックビューいングとかへ行くの?

2015-09-30 水 08:01:22 | URL | onebig10 #OucFHXVM [ 編集]

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2015-09-30 水 15:04:28 | | # [ 編集]

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