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都立高の発表からの明暗 でもどっちが明でどっちが暗??

滅多に奉職校の宣伝は記事にしないのですが、これだけは特別です。
どうか、最後まで読んでください。




昨日、3月2日は都立高校の受験合格発表でした。
私の知人でも、合格の喜びをFBなどに書き込んでいる方がいました。
おめでとうございます!

昔と違い、都立校でも指導重点校を設置したり、学区の撤廃を行ったりと進化がめまぐるしいです。
ある意味、教育は選択する時代になってきたのが20年近く前。
それぞれの家庭が持つ価値観の違いは、受ける教育の選択に繋がったのでしょう。

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選択の自由で選ばれる学校。
ただ、それでも高校中退者は後を絶ちません。
文科省の資料によると、数年前の高校中退者は都内だけで4000人弱となっています。

これは横ばい傾向。横ばいなら増えていない、、、と思いますか?
いや、少子化で少年少女の人口が減少しているのですから、それでも中退者数が変わらないというのは、、、
ということなのです。特に多いのは、定時制や学力サポートをするような学校は中退率が高いとのことです。

同業者として見ても、そこに来る生徒たちの学力アップや生活力向上は本当に難しく、
進学校の難関校合格と内容は違えど、同じくらいの指導難易度・労力だと思います。
基本的に、それまで目を瞑っていたウィークポイントをどこで改善しようとするかの問題だと思います。

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小中学校の義務教育。そして、容姿もかわいらしく親もなかなか子離れできない昨今、
子どもの弱点を直視することは難しいのでしょう。しかし、年齢が経つにつれ徐々に現実的な不安感を持つようになり、
いよいよ高校生年齢となると、「入れるところ」を探すのでしょう。ただ、この時点で再教育が必要だということは
親御さんも理解しているはずなのですが、、やはり「入れるところ」を選んでしまうのでしょう。

故に本校のような学校も存在するのです。
誰もが知っている結論。「社会に出て自立する」これにむけて、現実的な教育をするしかないのです。
あと、、私は私学に奉職する私学人ですから、私学のメリットを挙げることにします。

まず、私立は教育の理念、独自性に基づき教育をしています。
ある意味、チェーン店展開ではなく、個人店舗の味付けになっています。
そして、その味が支持されなければ、客が入らずに潰れてしまいます。

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この客が入るか入らないかは、中身の勝負となります。格安店舗やチェーン店には負けないくらいの
情熱・熱意・創意工夫を日夜考えて実行しています。
内容がしっかりしていれば、口コミで味が評判になり客が増えることが一番の希望ですね。

次のメリットは、私学は移動が少ないことにより、卒業後も先生が残っている可能性が高いということです。
特に、本校の場合には卒業した後の再就職や転職までも相談に乗ります。
そして、知的障害傾向のある卒業生に関しては、進路指導部が巡回指導までするのです。

卒業時のパイプラインも私学の強みです。担当する教師が会社や学校の入試担当と話し合い、
信頼関係のもとで生徒たちの専門学校や大学などの進学や就職をサポートできます。
受け入れる側も学校の教育特色を理解してくれているので、進んだ後長続きします。

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「ただ、私学はお金が、、、」という声も聞こえてきますが、これ、、しっかり調べたことありますか?
というのも、私立学校にも就学支援金があるのをご存知ですか?
それも収入ごとに加算も申請できるのです。あるご家庭の例だと、授業料が全額無料になり支払い無しになっています。

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sigaku2.jpg

でも、お金の問題だけじゃないと思うのです。
ここのブログでも書いていますが、真剣勝負の教員が数多くいますし、そこに熱意があります。
あ、勘違いしないでください。日本の学校が全部本校のようになる必要はないと思います。

大人の手を借りずに、勝手に成長していく若者をいますし、その自己教育力を磨くのは大切ですから。
ただ、何らかの大人のサポートが必要な場合。また、様々な仲間に揉まれた方が効果的な場合は、
最適な場所だと思っています。

個性豊かな仲間たち(知的障害・発達障害のある生徒)が一生懸命に成長しようとしている姿。
中学時代に不登校だったのに立派な体つきで、自信を持って後輩を引っ張っていく先輩達。
人同士の信頼や友情、愛情や努力の大切さを、切々と説く卒業生や先生達。

本校には、センター試験を受験(今年も受験をして合格した生徒がいます)進路を勝ち取った生徒もいれば、
中学はおろか小学校高学年から不登校だった生徒もいます。逆に学校に登校していたけど、掛け算や
割り算の段階で躓いた生徒まで、本当に様々な生徒がいます。

ある意味、その様々さが大切なのかも知れません。

そして、ここも結論、、、

卒業時には、全員が進路決定をする。100%です。
就職、進学に別れますが、それぞれの目標を持ち、我々教員も必死に指導します。
出口を約束している学校は、あまり知りません。
そして、これはある意味危険なことでもあります。何故なら、そこまで3年間で成長させないと不可能だからです。


まとめると、、世間にはいろいろな人がいて、その個性豊かないろいろな人と共生していくものなのだと、
それを多感な時期である高校3年間で学ぶことは大切だと思うのです。
学力もそうですが、いかに全力で生きていくか。そして、どうやって生きることが幸せなのか。
それを模索するような学校があってもいいと思うのです。

さて、、
高校受験、、それぞれ明暗が分かれたようです。
が、、どちらが明で、どちらが暗でしょうか。
それは、この後に決まるのでしょう。

本校もここから賑やかになってくる年があります。
少人数ですが、都立発表の後に駆け込んで来る方もいます。
で、「この不合格があったからこそ頑張れた!」と大成長する生徒が多いのです。
だから、、、

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2015.03.03 | | Comments(0) | Trackback(0) | 教育は生き返るのか?

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