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乗り越えること 支援すること<9> 津波の領域

津波は東北沿岸の町に大きな打撃を与えた。

釜石もその一つである。そして、その特徴的な津波の影響を下の地図で示してみた。

釜石津波.jpg

非常にお粗末な画像だが、津波は青い色の矢印。

港をのみ込み、海辺にあった漁師町と製鉄所の施設をのみ込んだ。

湾内の低地部分はその影響が直撃し、青い屋根の製鉄所施設の一階部分を貫通して

DSCF1629.jpg

只越町一帯には強い力の津波が押し寄せた。

そして、川を逆流して(水色の矢印)その一帯の地域も押し潰された。

境目となったのは赤いライン。釜石の駅の右側と右斜め上は被害にあったが、

高低差があることから、この境界線でくっきりと被害の状況が別れている。

よって、鈴子町、千鳥町には大きな被害は出ず、その奥にある町は全くと言って良いほど

津波被害は出ていない。

これが、被災地でありながらも非常に不思議な状況を作ったのだ。

赤いラインから東側では通常生活。西側が被災生活。

被災した方々は着の身着のままで逃げだし、財産のほとんどを失った。

故に、普通に開店している店で買い物もままならない。

当然、親戚や知り合いを頼って西側に住居を移した人もいるというし、

倒壊した町の整備に西側の住民も参加しているという。

しかし、会社を失い収入源が断たれた人も大勢いる。

被害を受けた市中心部にはホテルや公共施設、漁業関係会社、商店街があった。

よって、繁華街が打撃をくらい、ベッドタウンが残ったと言っても大げさではない状況なのだ。

いかにライフラインがあって大型店が営業していても、収入が断たれた住民は辛い。

同じ釜石市内でボランティアをするのではなく、それを公共事業などにして

仕事として賃金が発生するのであれば、救われると感じた。

ともかく、、何かしたいと思いながら、何もできない我々がいた。


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