FC2ブログ

澄んだ瞳の彼らに思うこと

今回が19回目の指導になるのでしょうか。
茨城県の水府学院でのラグビー指導。

60名ほどの院生たちが入場してくると、何回指導を行っても重責を感じ緊張するものです。
マニュアル通りの返答や動作は繰り返し繰り返し行われていて、徹底されています。
しかし、その表情は素直であり、疲れている院生。やる気のない院生。楽しみにしている院生。

中には、猜疑心も感じられる眼差しもあります。
昨今、院生の多くが発達障害とのことも聞きましたし、昔のように元気が良すぎる院生は減ったそうです。
入ってくる理由をとっても、暴行や窃盗ではなく、詐欺行為が多くなってきているとのこと。
確かに、ギラギラした目つきは少なくなったように思います。

指導陣は、昨年までNTTコミュニケーションズでコーチをしていて、来年度から慶応大学HCの栗原氏。
そして、元ジャパンで今はU17日本代表コーチ、慶応大学出身の野澤氏。
早稲田大学を4期率いていた監督でもあり、早稲田クラブの理事である後藤氏。
NTTコムから、笠原氏と倉林氏。

そうそうたるメンバーに、私と、トップナッチの盟友片山氏。

52474402_2410136282598866_191081196623495168_n.jpg

なかなか素質の高い院生がいました。年によってムラはありますが、理屈ややり方を掴むと伸び伸びプレーをします。
溌剌とプレーした院生からは笑顔がこぼれるようにもなります。
個性によっては途中で諦めてしまったり、やる気をなくすような院生もいますが、そこはコーチが声をかけます。

今回は3寮を6チームに分けて、それぞれにコーチがつきました。
私は全体を見渡しながら問題行動がないか、能力的な限界はないか見守ります。
中には、個性が非常に豊かな院生もいて非常に分かりやすい行動をします。

私が声をかけると、ニッコリ笑って返事をします。
きっと多くの大人が更生教育の名の下に彼らに有用なカリキュラム・プログラムを披露して指導するのでしょう。
誰もが彼らの屈託のない笑顔に魅了され、少年院の院生だということを忘れて指導をするのだと思います。
そうなんです。私も1回目から19回目の今も彼らの素直さに感激し、反面その生い立ちや入院する過程を想像して困惑します。

でも、本当に必要なのは彼らを更生するプログラムだけでなく、その彼らが出院(仮退院)した後の観察や、
仕事や次の人生を担保する制度。更には、彼らを温かく受け入れてくれる家庭が必要なのでしょう。
同じ環境に戻れば、せっかく頑張った時間も逆戻りになる可能性もあります。

彼らの生活のための公的資金や彼らを心から受け入れられる温度のある環境があれば、
彼らはもう一度少年としてスタートが切れるのではないかと、そんなことを考えながら彼らの走る姿を見ていました。
知的障がい者の社会自立のために公的資金、補助金、加算がされるなら、彼らを社会自立させるために同様の制度があれば、、
と、そんなことも思ってしまうのでした。

指導が終わった後、今後の反省会をしようということになり、茨城県から一路東京に戻り、結局は遅くなってしまったので、
我家で反省会?食事会?宴会?といういつもの流れ。

妻も長女も次女も、、ラグビーは知っていても歴代のジャパンのビッグネームは、、、ご免なさい。知りませんでした。
ワールドカップで個人最多得点の、、と説明をすると妻と長女は目を丸くしましたが、次女は唐揚げを見つめていました。
三女は何故か良い男に寄り付く癖があり、、栗原さんの膝の上。

52309199_339242130132487_4963447198634213376_n.jpg

聞けば、栗原さんのご家庭も三姉妹!!!我家も三姉妹!!
片山家も女の子で、倉林氏は3月に女の子を出産予定とのこと!!
何たる偶然!!女の子だらけ!!!

どおりで扱いが上手なはず!!

52595480_539186466564091_4665521505042432000_n.jpg

三女は最後まで「私は志村さんが好き~!だって、、デブ仲間だから!!」と意味不明な言葉を口走っていました。笑


上田さん!今回もしっかりやりましたよ。
タグラグビーの優勝チームvs講師チームは危うく負けそうでしたけど、
最後の瞬間上田さんの声が聞こえたような気がします。

「子ども相手だからって、手を抜くな!勝つぞ!!」って。
いつも言っていましたよね。
近々お墓参りに行きます。

合掌



※ここまで読んで頂きありがとうございました!!
記事を書く意欲が出ます!
下の3つのバナークリックの御協力をどうかよろしくお願いします。


↓みんながんばれー!!と、ポチッとお願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



↓こちらもポチっとお願いします。

人気ブログランキングへ





スポンサーサイト

テーマ : 高校生 - ジャンル : 学校・教育

Tag : ラグビー 少年院

千葉小4女児虐待死巡る報道その2

千葉県野田市で小学4年生の栗原心愛さん(10)が虐待を受けた後に死亡し、
父親の栗原勇一郎容疑者(41)が逮捕された事件で、心愛さんが学校のいじめに関するアンケートに回答していた
全文が明らかになりました。

そして、そのアンケートは教育委員会によって父親に手渡されていました。

アンケートには、「ひみつをまもりますので、しょうじきにこたえてください。」とありました。
何とも残念なことです。

父親が教育委員会に詰め寄って、教育委員会はそのコピーを渡した、、
結果は見えていたでしょう。

以前の記事で、私は児童相談所や学校の人手不足についてを書きました。
ただ、これは児相や学校を養護するものではありません。
そして、これとは全く別問題として、この件は論外です。

子どもからアンケートをとって、いじめや虐待の防止をする目的であったものが、本末転倒。
いかに保護者といえども、この守秘義務は絶対に守るべきもの。
子どもと接する学校。児相も子どもや家庭の状況をある程度把握。

しかし、教育委員会とはどこ程まで子どもに関わっているのでしょうか。
教育委員会とはどんな人たちで構成されているのか、、

教育委員会は父親との面談に児童相談所職員の参加を要請したそうですが、
児童相談所にはその要請記録がないそうです。
もしかしたら、電話での要請でその連携が上手くいかなかった可能性もあるでしょう。

過去、私もアポイントメントをとったものの、伝わっておらずに待ちぼうけを食らったこともあります。
また、前述、職員不足もあるのかも知れません。

亡くなったお子さんは、何を考え、何を思いアンケートを書いたのでしょうか。
以前に学んだことですが、虐待を受けている子どもは、それでも親に優しくしてもらいたいと懇願し、
親が大好きだという気持ちが本能的に残っているそうです。

親だから。

※ここまで読んで頂きありがとうございました!!
記事を書く意欲が出ます!
下の3つのバナークリックの御協力をどうかよろしくお願いします。


↓三女の笑顔に免じて!ポチッとお願いします!
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ
にほんブログ村


↓こちらもポチっとお願いします。

人気ブログランキングへ






テーマ : 日々のつぶやき - ジャンル : 育児

Tag : 虐待死 千葉 10歳 虐待

南青山、児童相談所の話

南青山児童相談所建設計画が物議を醸していますね。
聞けば聞くほどおかしな話しです。

多くの方々が首をかしげている部分は同様です。
ただ、問題はそれ以外にもあるような気がするのです。
論点は3つ。


1、児童相談所の役割が知られていない

2、100億円を投じる必要がある建物なのか

3、既得権益を振りかざす風潮



まず、児童相談所の役割についてですが、私も仕事柄児童相談所・通称:児相(じそう)へ行くことが多くあります。
不良のたまり場ではありませんし、地域の風紀が乱れることもありません。
児相の正確な情報や実態を知らない人たちが騒いでいるものとも思えます。

過激な意見も出ていますが、それよりも気になったのはその建築費用、そして、行政の姿勢です。
そんなに多く立派な施設が必要なのかどうかです。
人的には人数や能力、その充実は家庭や子どもを救うのに必須だと思いますが、
設備面などについては、お金をかければ良いというわけでもないと思うのです。

虐待やネグレクト等様々な事象で自宅・親元にいられない場合の一時保護所には、
宿泊施設や体育館なども必要になりますが、100億円という金額が妥当かどうかは疑問です。

そして、この騒動で既に南青山に住む人たちのブランド意識が報道されて、
もしこのブランドと言うものがあるならば、それはもう既に失墜していると思います。
まぁ、これもテレビ得意の手法である、過激なインタビュー場面を繰り返し報道することによってのメディアの妙ですが、、

自分たちが得ている権利だけを振りかざして、どの過程にも起こりうる子育て問題や、困っている方を救済する場所を除外する姿勢。
まるで、基地やゴミ処理場を建てられるようなアレルギー反応は困ったものですが、これは今現在の日本において、
他でも見られる現象でもありますね。



ただ、もし本当にテレビの空き放題言っている方々がいるとしたら、そこに根を下ろして一族が構えておられるなら、
そのご家庭にこそ、遠からぬ将来、いや近い将来、その人たちにこそ児童相談所の助けが必要になると思います。

何がブランドで、何が財産か論じる前に原点回帰してみませんか。

子どもは社会の宝であり財産なのですよね。

※ここまで読んで頂きありがとうございました!!
記事を書く意欲が出ます!
下の3つのバナークリックの御協力をどうかよろしくお願いします。


↓三女の笑顔に免じて!ポチッとお願いします!
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ
にほんブログ村


↓こちらもポチっとお願いします。

人気ブログランキングへ






テーマ : 子育てのつぶやき - ジャンル : 育児

Tag : 南青山 児相 児童相談所 問題

仕事へのプライドって何だ?

歌舞伎のテレビを見ました。

中村屋の密着取材の番組でした。
何故か涙が止まりませんでした。

18代目中村勘三郎を亡くした家族、そして、歌舞伎の一門のお話でした。
歌舞伎にそんなに詳しくはないのですが、勘三郎の息子二人勘九郎と七之助が
父に恥ずかしくない舞台にしようと一生懸命。

そして、その脇を固める親戚方、先輩方の顔ぶれが凄い。
片岡仁左衛門に坂東玉三郎、、

芸事の完成に、中村屋の隆盛に、亡き父に恥ずかしくない、、
こんな古い伝統が息づく歌舞伎界に興味を持ちました。

そして、個人主義ばかりが目立つ昨今、なにかあるべき姿を感じました。

仕事って様々ですよね。最近本当に良く考えます。
集団の中で風色を見ながら、風見鶏になる必要もあるのか、
誰のために頑張っているのか分からなくなる時もあります。

59rah5nyp66mzga6_20140406144415_0740_0500.jpg


せめて現場教師は純粋に生徒ファーストで考えたい。
組織のしがらみ、御上の顔色伺いではなく、ましてや日和見主義でもなく、
生徒とその家庭の本当の幸せを考えるような頑固さを持たなくなってしまったら、
生徒の近道の成長はさせられないと感じるのでした。

教育も私学教育も様々な転換期にあると感じるのです。
全ては未来を背負う生徒のため。
全てはこの幸せを心から願う親や家族のため。

難しいなぁ、、漱石先生の言うことが肌身に染みる年齢になってきました。



※ここまで読んで頂きありがとうございました!!
記事を書く意欲が出ます!
下の3つのバナークリックの御協力をどうかよろしくお願いします。


↓みんながんばれー!!と、ポチッとお願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



↓こちらもポチっとお願いします。

人気ブログランキングへ




テーマ : 高校生 - ジャンル : 学校・教育

Tag : 教育 学校 教育界

夕暮れの空を見ながら対峙する

久しぶりに大沢グランドで試合でした。
3年生が抜けて、1、2年生で果敢に相手に向っていきます。
相手は、法政高校だったり、専大付属だったり、、

ミスをして得点されても、追いかけても追いつかなくても、
それでも一生懸命ラグビーに立ち向かう部員たちがいます。

彼らの闘志は相手に勝ちたいだけじゃないと感じます。
自分自身を変えたいのでしょう。今の自分ではダメだと分かっているのでしょう。

それは卒業生もこの時期に感じた我武者羅さだと思います。
この時期にはプライドも何もなく必死に努力して、頭を下げて、ゼロからスタートできたのです。
卒業って、完了じゃないのです。未完成でも時間が来たら卒業なのです。

未熟なまま卒業していくなら、もう一度原点に戻って自分を見つめなおせばいい。
今一度自分が何者か、自分に向き合えばいい。何歳になっても同じです。

そして、今、私も自分に向き合うことにしました。
自分と対峙して前に進みます。

15408854803690.jpg


久しぶりに大沢グランドから見える夕焼けは、あの頃と同じです。
さぁ、頑張ろう!!

※ここまで読んで頂きありがとうございました!!
記事を書く意欲が出ます!
下の3つのバナークリックの御協力をどうかよろしくお願いします。


↓みんながんばれー!!と、ポチッとお願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



↓こちらもポチっとお願いします。

人気ブログランキングへ






テーマ : ラグビー - ジャンル : スポーツ

Tag : ラグビー 教育 発達障害 子育て